戦後間もなくの東京。探偵・榎木津は、元女優の陽子から失踪した娘の捜査を依頼された。一方、作家・関口と記者・敦子は、不幸を匣(はこ)に封じ込める謎の教団の陰謀を掴むべく調査していた。更に巨大なはこ型の建物の謎を追う木場。全ての事件は、複雑に絡まり、一つに繋がっていた。それぞれの謎を解くため、彼らは古書店・京極堂の店主、中尊寺のもとに集まった。京極夏彦のベストセラー「京極堂(百鬼夜行)」シリーズ第2作目が映画化。05年に映画化された『姑獲鳥の夏』に続き、京極堂(中尊寺)、榎木津、関口が登場し、奇怪な事件を追っていく。映画としては続編ではないが、堤真一(京極堂)、阿部寛(榎木津)ら、同じ俳優が同じ役を演じている。戦後の銀座周辺の雰囲気を描くために上海でロケを敢行し、最新技術を使って作り上げた。どこか疲れきった空気を醸し出す東京の風景は圧巻。
2007年12月22日(土)より、渋谷東急ほか松竹・東急系にて全国ロードショー
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